ハンドメイド販売「売上げを伸ばすコツ①準備②商品作り」副業でも本気で稼ぐ方法
こんにちはkucoです
販売歴9年目の副業ハンドメイド作家として活動しています
「本気で稼ぎたい人向け」と題し私の経験を惜しまず書きました
副業といえど、月々それなりの金額を期待して本気でやりたいとお考えの方は多いと思います。
売れていない商品の多くは少しの改善をしたら売れるはず
そんな風に思いながらも直接お話する機会はないので見ているだけ
だったら記事にしてみよう、誰か参考にしてくれるかなというのがこの記事を書き始めたきっかけなんです
私が知りたかったことをイロイロ思い出しながら🔰初心者さんにもわかりやすい内容になっているかと思います
気になる所からお読み頂いて大丈夫です
サイトごとで異なる登録方法は省き、ネット販売共通で役立つ内容にしました
・始める前に売れるコツを先に知りたい
・作った物が売れずに悩んでいる
〈ココは外せない!成功の秘訣3つ〉
① 顔が見えない取引の分、対応は丁寧すぎる位する
② 実店舗のオシャレなお店と何ら変わらない気持ちでやる
③「ここでしか手に入らない」を作る
これが意外と出来ていない、または慣れてくると出来なくなるんです
私は不器用で細かい作業は向いていないかもしれません
ちょっとした興味から仕事の息抜きに始め、すべて手探りの自己流で売上を伸ばしていきました。この経験は、きっとどなたかのお役に立てると思います
※アパレル業界で実務経験あります
ではさっそく始めていきますね
ざっと読む&やりながら見直して頂くのが良いかと思います
【ステップ1】 準備
販売する商品を選ぶポイント
- 【 興味あり・好きで選ぶと有利 】
・材料の準備段階から楽しくて、作業が比較的スムーズに進みます
視界に入った時、好きなものだとテンションが上がるんじゃないでしょうか
少なくとも何かしらの知識が既にある状態からスタート出来るのも良いです
例えば
アクセサリーでいったら使い心地やサイズ感はリサーチせずとも好きであれば大体わかりますし、リサーチも楽しく出来て、材料を置いて視界に入ってもワクワクするといった様に有利ですよね - 【何も知らないけど1からチャレンジ】
調べたりする作業が多いので挫折する可能性が高い反面、見るもの新しく新鮮でワクワク。副業であれば仕事の息抜きに丁度いいですよ
また、徐々に知識が増えていく楽しみを味わいたいなら趣味を増やすという意味でもオススメです
私はどちらもやってみました
ネットのハンドメイドshopは初期投資少なく、何が一番しっくりくるかをサクサクお試しできるのが良いですよね
実店舗を大きく構えているとそうはいきません
楽しんで色々試してみてはいかがでしょうか
目的別のリサーチをしよう
リサーチのし過ぎはNGだよ
①価格帯
同じような商品がどのくらいで売られているかな?
②販売サイト
どこのサイトで販売しようかな?
あとから引っ越しは可能でも面倒なのと、リピーター様が付いてきてくれるとは限らないので、出来るだけピッタリしっくりくるサイトを見つけましょう
この2つの目的を忘れないようにサイト巡りしてください
もし素敵な商品に目がとまっても自信を失う必要はなく、価格帯とサイト探しの目的を果たしましょう
- 【自信を失うので「サイトパトロール」は✘】
さあ やるぞ!
そう決めたのに、サイト内を色々見すぎると無駄に自信が失われていきます
出品してからも同じですが、過度な検索はしないほうが良いです
フリマサイトは比較的安価に、ハンドメイド品を主に扱うサイトの方は高い価格設定になっています
ここで調べ始めると先に進めません
ざっと平均値を知るイメージでやりましょう - 【相性が良さそうな販売サイトを見つける】
ご自身の感性や商品と相性の良さそうなサイトを見つけましょう
サイトにより、匿名発送が可能だったり、コメント欄が使いやすかったりと利点が異なります
どのサイトもバージョンアップが繰り返しされているのでこの記事では記載していませんが、それぞれの特徴を公式で確認してご自身にぴったりしっくりくる所でshop開設するのが望ましいかと思います
既にオープンしている方は、既存のお客様を大事にしながら「売上を伸ばすコツ」試してみてね
材料の仕入先を選ぶポイント
最初はとにかく気に入った物はなんでも+お買い得品をごちゃまぜで購入していました
長く続けるうちに、仕入れの手間と時間が勿体無いのと、再購入出来ない不便さの問題に気付き、軽くマイルールを作りました
- 【継続して購入できる所がラク】
せっかく人気商品になったのに再販できないのは勿体無い話ですよね
とくに使用頻度の高い材料は、安定して購入できる仕入先を選ぶことをオススメします - 【信頼できる品質・早く届く・サービスもある仕入先だと尚良し】
余裕をもって沢山仕入れておけば良い話ですけど、小規模で始める場合はそうもいきません
早めの到着をお願いできたり、もし発注した中の一部が在庫切れの際は直ぐに教えてくれて別発送に対応してくれる業者さんだと本当に助かります
あと、リピート予定のある材料は送料無料や会員割引、ポイント付与など、何かしらのお得を感じる仕入れ先を見つけると良いです
余計なストレスが溜まらないのは大事なポイントだよ
【ステップ2】商品づくり
試作品を作るメリットは大きい
- 【事前に色々確認できる】
作って撮影して、いざ画面越しにみると、「あれ?イメージしていたのと違う…」
材料費の割にチープに見えたり、理想のお店にならなそう…など、この時点で気づくことが沢山あります
様々な角度から見て触って、撮影してみましょう - 【試作品も丁寧に作ると、販売出来てお得】
試しに作ってみたら思いのほか可愛くできた
自分にとっては単なるお試し品でも、お客様から見たらすごく欲しい商品かもしれません。
少し失敗した箇所があったら、トラブルを避ける為にきちんと失敗した箇所の画像と状態を明記し「※訳あり」として販売してみるのもいいですよ
販売する商品を作る時のポイント
- 【ひとまず1点完成させる】
作る過程で「これで本当にいいのかな?」と不安になることはあります
長時間作業で疲れが溜まるとネガティブ思考に陥りますが、とりあえず形にしましょう - 【完成品のチェックは休憩してから】
短時間でも作業場を離れてスッキりした状態で完成品を見ると、良い点や改善点を発見しやすいです
変だと思っていた物が意外と可愛かったり、その逆も…
私の場合、1日経つと良く見える不思議な感覚が今まで沢山ありました
短時間で判断して、早まってもう捨てる!なんてことはしない方がいいと思います - 【空き時間にサイトパトロールは✘】
サイトパトロールしていませんか?
したくなりますよね、でも今はやめましょう - 【自己採点70点くらいであれば出品を許してあげる】
何個作っても100点の完璧な仕上がりなんて出来ないと思います
頑張って丁寧に作った自己採点60点の商品であれば出品してみましょう
人気店になるまでは即購入を期待せず、閲覧数が一人でもいたら喜んで見守ってみてください - 【完璧主義をほどほどに】
完璧主義の方は、自分が素人だということをたまに忘れて、ひたすら素晴らしすぎる仕上がりを求めてしまう傾向がある様です
苦しくならない様に気をつけましょう
今の自分の力を出し切って丁寧さに集中して作り続けると、いつの間にか上達しているので大丈夫です
【ステップ3】 撮影
撮影はベストタイム・ベストポジションで
- 【光は超大事! 色や素材はできるだけ本物に近く】
作品の良さを最大限に引き出してくれる光を見つけるのは意外と難しいですが、手を抜くか抜かないかで売上が大幅に変わります
オススメは「明るすぎない太陽光」
素材感がより鮮明に伝わり、作品を正直に美しく見せてくれますよ
画像加工や照明の力に頼りすぎると実物と異なり、トラブルの原因になる可能性が高まるので要注意⚠
レンズを通すと素材によって色が変わる場合が殆どなので、じっくり確認した方が良さそうです
どうしても実物の色と差が出てしまう場合や、素材感が分かりにくければ文章で補足しましょうね
サイズ・素材感が伝わる写真を撮る
「自分は雑誌に掲載する商品を撮影している」
素人の自分を一旦忘れ、プロカメラマンと思い込んでやると楽しくできるよ
一生懸命作った作品を思い切り素敵に撮ってあげよう
- 【素材が良くわかる写真】
近くで素材を確認したいけど出来ないのがネットショップの難点です
素材感が伝わるような写真があると親切ですよね - 【写真である程度のサイズ感がわかるように】
実店舗で買う時、ぱっと目に入る情報で惹かれて近づき、手に取る
そのあと必要に応じて個体サイズを確認しますよね
商品説明文を読まずとも、ある程度のサイズ感をイメージ出来るとスキマ時間にサイトを訪れてくれた方にも購入を検討してもらいやすくなると思います - 【第三者目線で見映えの確認をしましょう】
・背景と商品の色が同じで目立たない
・撮影用雑貨の色が多すぎて商品が映えない
など勿体無いことになっていませんか? - 【モデルさん器用や着画は意外と大変】
shop・商品イメージに直結してしまうので注意が必要です
モデルを起用することでサイズ感や雰囲気が伝わりやすくなりますが、やってみたら意外と大変でした
お客様の使用意図とは異なると選択肢から外されてしまうかもしれません
私も挑戦しましたが、準備の手間や場所の問題、これは継続できそうにないな…と思って数回でやめてからずっと小物にお世話になっています - 【バックヤードを公開しない】
実店舗のスタッフ休憩所は見えないように工夫されているかと思います
雑誌の撮影で、荷物置き場を背景に撮影しないですよね
すごく素敵な商品なのに背景に私生活が丸見えで残念なお店を見たことがあります。とても勿体無いです!
わざわざイメージダウンに繋がりそうな物を公開してしまわないように注意しましょう
ステップ④ 出品ページ作り
説明文は接客
わかりやすい・誇張しない・素直なメッセージがいいね
- 使用対象者や用途はサラッと
どんな方がどの様に使用するために選んでいるのか私達にはわかりません。
お客様の使用イメージと全く違う事が書かれていたらどうでしょう?
即ページ離脱されてしまう可能性が高くなります
ここはお客様のイメージに任せて、色々想像してもらう説明文の方が良さそうです - 英語表記や馴染みのない言葉はホドホドに
どんな色?どんな素材?
調べないとわからない言葉が多すぎると、買う側は大変ですよね
スキマ時間に見てくれたお客様に購入を決めてもらいやすい説明文に仕上げましょう
ただ、英語表記があるとオシャレに見えるので私が使う時は必ず「〇〇色に近い・濃い・薄い・淡い」などと補足して使用します
画像で接客! アピールできる空間は全て使う
- 画像は「見やすく・情報を整理して・詰め込んで」
慣れてきたら、加工して1画像に2枚の写真を加工して入れるなど、情報量を増やすと更にアピール出来るのでチャレンジしてみてください
無料の画像編集アプリを使えば簡単に出来ます - アップにして余計なモノが映りが込んでいないか確認
お客様は素材をよく見ようとアップにする場合があります
ご自身もそんな経験ありませんか?
ホコリ等が付着してないか、周辺にもないかチェックしましょう
購入後の画面は削除しない限り残るので、後で訪問された他のお客様も目にすることも…要注意です - 画像の並びは実店舗の買い物を思いだして
実店舗で買い物するときの動きを考えてしてみると、自然と見やすい並びになります
そこにアピールしたいポイントのアップ画像で入れたりして、頑張って作った商品をお客様にじっくり見てもらいましょう
販売価格を決める
- 「初心者だし、まだ人気もないから価格は安く設定しようかな」は△
「最初のうちは価格を低くして人気が出てきたら上げよう」
この戦略は悪くないと思います。実際、慣れてくると仕上がりも綺麗で自信をもって販売出来るようになります
ただ、同じ材料を使った商品には変わりないので、それをどう説明するか…
価格を上げるのは意外と難しいんです
初心者だからと安易に安すぎる設定にしないようにしましょう
早い段階で売上が欲しい場合の案として
●サイズを小さくする・シンプルにするなど、これからメインで販売したい作品とは少し違う、安い理由が明確なものを販売してみる。
●または以前もお話した様に、試作品や少しだけ失敗したけれど使用感に問題ない商品を「*訳あり」として販売する。
出品前の最終確認
- 写真の再確認
改めてお客様目線になって見てみましょう
知りたい情報が入っているか、作品の良さは十分に出ていますか? - 説明文の再確認
使用した材料・サイズの記載間違いはないですか?
サラッと読むと間違いに気付けません
(私は何度か失敗しています…)
少し休憩して落ち着いてみると小さなミスを発見しやすいよ
【ステップ5】 発送〜取引完了まで
発送する時の注意点
- お客様への対応に差がないようにする
例えば、「おまけ」を入れる基準を決めたとしたら、皆にわかるよう事前に記載しておくか、購入者に今回はイレギュラーであることをお知らせした方が良いです
理由は、他のお客様も見るメッセージ欄で「おまけ有難うございました♪」と購入者からの記載があったら、サイト訪問者は期待してしまいますよね
続けられるなら問題ないですが、廃止するタイミングが難しいです - 梱包する資材もある程度の基準を設けておきましょう
私が実際に体験したのは、たまたまご友人で購入して会社で見せ合っていたら、それを見ていた別の方も後日購入して下さって…嬉しいですが、ちょうど梱包資材を変更した直後だったので焦りました
幸い差は少しで問題にはなりませんでした
公平さに欠けると印象が悪くなるので気をつけましょうね
ネットSHOP 取引全般の注意点
- 「問い合わせ・コメント」は接客のチャンスだと思って対応
購入前のコメント欄は、削除しなければ誰でも閲覧可能ですよね
後から訪問されたお客様も意外と見ています
返答次第ではイメージアップにもダウンにもなる場所なので、正直あまり嬉しくない内容が来ることもありますが、無理の無い範囲で誠実にお返事した方がよさそうです
※無理はしないでくださいね - 「購入時の取引は、実店舗の接客と同じ。今後に繋がります♪
丁寧な挨拶は、幅広いお客様に指示してもらえる確率が上がります
人柄やショップの雰囲気を理解してもらえるチャンスですよ
実店舗で感じの良い店員さんに担当してもらうと、最後まで気持ちがいいい!
それと同じです
疲れていたり忙しい時に細かく何度も質問されたりすると、気をつけていても丁寧さに欠ける文章になることがあります
急ぎでなければ、ほんの少しだけ間を置き、落ち着いて返信しましょう
【おわりに】
いかがでしたか?
素敵な商品が沢山あるのに売れていなかったり素敵な作品を作る力があるであろう作家さんが、作る前にで悩んでいる事を知ったので書いた記事です
コレいいな
そう思うところがあったら、ぜひ試してみてね
この記事を読んで頂きありがとうございました
〜kuco〜